カメムシ登場。
ついにカメムシが登場しました。
悪さをするにしても、開花後に栄養を溜め込む稲穂の甘いところを吸い取って、その粒に少しダメージを与えるくらいのことです。
白米にすると黒い点ののような粒が混ざってしまいます。食味に影響は全くありませんし、かえってこの黒斑米と言われる米が見つかるということは殺虫剤を使っていない証明書なのです。
彼らもそれで生きているわけですから目くじらを立てる必要もありません。
天敵がいたり、いつも食べている雑草が生い茂っていたりすると、稲を食害する機会は少なくなります。
ちなみにこの虫はいじくると「くっさーい」匂いを出して身を守ります。体の色も擬態するので環境に合わせて緑色だったりします。
店前のバケツ稲の田んぼは無農薬(化学的に作られた農薬)で栽培しているので致し方ありません。
彼らも一つの命ですから、人間の都合で無闇に殺すことはできません。