6月27日は長野県中野市の清水さんの田んぼを拝見して来ました。
清水さんの田んぼにはカブトエビ、ホウネンエビが毎年自然発生しています。
ホウエンえびやカブトエビが生息しているのは非常にまれなのです。
これ。結構凄いこと。ゲンゴロウやタガメ、トンボの幼虫のヤゴなどもいます。
田んぼは人間が自然と折り合いを付けながら生きる糧を生産してきた場所。
世の中の殆どはの生産者は、本来の目的で田んぼを運用することの大切さを棚上げしている。
目先の経済性だけを追って、本来田んぼの果たす役目をないがしろにしている。
清水さんは農家やるべきことを現代的手法で実現している、
これからの生産者と言えるのかもしれない。
化学性の農薬や肥料を限界まで減らした、日本でも先進的な生産者です。
田んぼの場所は江戸時代に沼地を干拓して田んぼにしたのだそうで、
見渡すといい感じの盆地状態で稲作には最適な立地でした。