茨城県の大久保さんの田んぼを拝見させていただきました。
昔から「日渡の田」という美味しいお米が作れる田んぼで
代々耕作してきた生産者です。
まわりを見渡すと紅葉落葉樹のこんもりとした森と間を埋める田んぼ
かつて日本のどこにでもあった原風景と言える景色が広がっています
郡山から水戸まで伸びるJR水郡線の沿線はこのような景色が
久慈川に沿って続いています。
何代にも渡って耕作し続けてきたであろう里山の田んぼは
生産者の高齢化と後継者の不足によって存続の危機に直面しています
大久保さん。
あなたと話していると、「大丈夫だ。」と思えるのは
あなたがこの地に根ざしているからなんだと。
「この町が好きだ」その言葉が嬉しかった。
今度伺うときは新緑の時期にしよう。
畦の草を焼いて冬越ししている虫や虫の卵を焼いているところです。
山間の里山なのでカメムシなどの虫たちをゼロには出来ないので、
できるだけ退ける工夫をしています。
今年の冬は寒いので夏の虫は少なくなるのでしょうか?
天候が人間の味方をしてくれるのを願うばかりです。
土。
浅治郎の地元の土とは全く違う粘土質の土。
たた、稲を作っているだけでは、こうならないんじゃないかな〜
カミアカリを栽培する田んぼです。
大久保さんのカミアカリは農薬一回有機肥料100%の特別栽培です。
平成30年はJAS有機栽培になるそうです。
29年のものでもこのレベルの農薬で収穫された玄米から検出することは不可能だそうです。
安全である。ということです。