先日冬は剪定シーズンとお伝えしましたが、その続編です。
21年の11月に嵐の様にやってきたキウイですが、冬の剪定いかんでは夏の生産者の労力は倍以上になってしまいます。
キウイ自体は非常に旺盛な植物なのでしかたないのですが、キチッと切り詰めないと絡み付いた枝がさらに元気良く伸びどこまでも行ってしまいます。
果樹生産者にとっては地味ですが非常に大切な仕事です。
その年に伸ばしたい方向へ見計らって芽を残し、古くなった勢いのない枝を元から切って勢いのある新しい枝に世代交代させる。
あまり勢いよく切り詰めてしまうと実が沢山付かなくなってしまう。
枝の世代交代は今年と言うより来年のためのもの、寡黙ですがなかなか技術のいる作業です。
剪定後はこんな感じになります。
スカスカですが、キウイの場合この状態で夏の盛りには良い日陰になってしまいます。実際真っ暗ケです。キウイの棚の下。
夏が楽しみです。